グリーンインフラレンディングに10万投資しています。5月下旬あたりに自転車操業疑惑が出たと思ったら、実は募集した資金を用途以外(政治資金?)に使っていたことが判明し泥沼化しています。分配金は無事振り込まれるのかと淡い期待をしていましたが、支払を留保するとの連絡がmaneoマーケットからありました。今回はこれまでの出来事と支払の留保について書いていきたいと思います。
はじめに
グリーンインフラレンディングって?
グリーンインフラレンディングは太陽光発電やバイオマス発電といった再生可能エネルギー事業に特化したソーシャルレンディングサービスです。案件の募集などには「maneoマーケット]と提携しています。
期待利回りは10-12%という高い利回りが特徴で、成立ローンが200億円を突破し人気のあるソーシャルレンディングでした。
6月に入り投資家に説明してた使途とは異なる使途に一部資金が使用された判明。現在募集を停止する事態に。
親会社にJCサービス、関連会社にJC証券があります。グリーンインフラレンディングに投資した資金は、親会社であるJCサービスに貸し出す流れとなっています。
maneoマーケットって
「maneo(マネオ)」をはじめとしたソーシャルレンディングサービスサイトの運営、募集の取扱い(取得勧誘)、投資家の管理を担当しています。maneoマーケットと提携したソーシャルレンディングサービスは数社あり、合わせてmaneoファミリーやmaneo系と呼んだりします。因みに「maneo」は日本最大のソーシャルレンディングサービス業者です。
※「maneo」と「maneoマーケット」は別会社で事業内容が異なりますので間違いなく!!
最近の報告について
グリーンインフラレンディング(GIL社)のwebサイトには、maneoマーケット(M社)から連日のようにお知らせが届いています。
最近の報道を簡単にまとめると、
06/11:ファンドの一部募集停止のお知らせ
・2ファンドに関して確認を要する事項の存在を認識したため募集を停止。
・確認の結果を受け、募集再開の可否を判断する。
06/19:ファンドの一部募集停止のお知らせ(続報)
・対象ファンドに関し、資金の使用の一部について確認を実施中。
・対象ファンドに関しては引き続き募集を停止。
・新規募集ファンドついては、募集を保留する
06/26:ファンドの一部募集停止のお知らせ(続報2)
・次回の報告は6月29日(金)に延期する。
06/29:ファンドの募集停止等のお知らせ
・最終資金需要者の認識や見解について説明を受け、事実関係の確認を実施。
・その結果、GIL社からM社が説明を受け、 投資家に説明してた使途とは異なる使途に一部資金が使用されたものと判断。
・GIL社における今後のファンドの募集は停止。
・新規の投資家登録も停止する。
07/04:ファンドの募集停止等のお知らせ(続報)
・次回報告を7月6日まで延期する。
07/05:償還及び分配の実施留保のお知らせ
・M社は、GIL社及び最終貸付先企業に対応の要請を実施中。
・ファンドの営業者であるGIL社が 7 月 11 日に分配を予定 している元金及び利息について、M社に資金は到達している。
・しかしながら、返済原資に確認を要する事項があるとの判断により、当面の間本件ファンドの投資家に対する償還及び分配の実施を留保する。
07/06:償還及び分配の実施留保のお知らせ(続報1)
・M社は償還及び分配の留保解除の当否を判断するべく、GIL社及び最終貸付先企業に対する要請や指導等を実施中。
⇒07/05で償還及び分配の留保というショッキングなことが書かれていました。07/06の発表では現在指導中であるので、時間がたてば留保が解除されると期待したいものです。
支払いの留保について
本日(07/06)、maneoマーケットからの自動送信メールより、以下のメールを受信しました。
つまりは現在募集しているファンドについて「期失」表記となります。
マイページの運用予定を見てみると、確かに期失となっていました。
分配予定額明細を見てみると、
今月07/11には103,652円が償還及び分配がされる予定となっていました。(注記)の分が本当に虚しいです。本当は運用5か月なので税引き後4,362円増えるはずなので、4か月分で償還される計算になっています。運用が4か月か5か月なのかは分かりませんが、まずは今回の問題が明らかになって改善され、しっかりと償還されることを強く望みます。それまでは気長に我慢強く待とうと思います。
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