不労所得でカメラライフを楽しみたい30歳サラリーマンの日記

カメラ、競馬、資産運用に興味があるサラリーマン。資産運用で増やしたお金でカメラを買いたい。資産運用は投資信託、アメリカ株、ソーシャルレンディング、仮想通貨をやっています。

金持ち父さん貧乏父さんを読んでみた感想(教えの書ver)

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金持ち父さん貧乏父さん(改訂版)を本屋で購入して読んでみたので、自分の記憶に定着させるためにもアウトプットしたいと思います。

お金の勉強をするならコレを読んでおけって感じの「お金」の基本図書。出版されたのは10年以上も前ですが、今も世界中で読まれて支持を得ている本です。

 

読んでいて響いた言葉を紹介したいと思います。著書を引用したものは太字にして(ほとんど太字ですが) 、特に大事だなと感じたところは赤字にしています。全部で260ページほどあるので、読む時間がないという方々のお役に立てれば幸いです。

この本は「教えの書」と「実践の書」に分かれているのですが、ダラダラと長くなってしまうため、今回は「教えの書」について書きます。

1.金持ちはお金のためには働かない

著者が子供の頃に金持ち父さんから教えてもらった教えであり、この本の入門であり核心的な部分です。この章では以下のことが印象的でした。

中流以下はの人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる
・恐怖と欲望を大きくするのは無知だ。
・人間の一生が「無知」と「啓蒙」のあいだの絶え間のない戦いである
・仕事は長期的な問題に対する短期的な解決法にすぎない

2.お金の流れの読み方を学ぶ

資産か負債の違いは?と他人に聞かれても答えられる気がしませんでしたが、この章ではその違いを分かりやすく解説しています。持ち家は資産か?の答えもかいてありました。

・まず大切なのは、資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない
・金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む
・資産はポケットにお金を入れてくる 負債はポケットからお金をとっていく
・ほとんどの人が金銭・財政的技能を身につけることなく学校を卒業して仕事についている
・「お金をどう管理するか」
・持ち家は資産でも投資でもなく「負債」
・家計からお金を吸い取っていくからには、それは「負債」なのだ。

3.自分のビジネスを持つ

自分のビジネス?サラリーマンだぜって答えてしまいますが、そもそもビジネスとはについて書かれています。

・職業とビジネスが混合されている
・自分自身のビジネスが必要
・自分のビジネスは「収入」ではなく、「資産」を中心に展開する。
・自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。
・もし、自分がその場にいて働かなければいけないのならば、それはビジネスとは言えない。仕事だ。
・「自分のビジネスを持つ」とは、本当の意味での資産を増やし、それを維持することを意味している。
・お金のいいところは人間の労働力と違って二十四時間働いてくれるし、次の世代へ引き継ぐこともできる点だ。

4.会社を作って節約する

既に上級者の話ですが、会社を作った方がお得ですってことが書かれていました。

・金持ちは会社を利用して自分を守る
・法律を知らないと高くつく
・ファイナンシャルIQというのは次のような四つの専門的分野の知識から成り立っていると説明する。
1.会計力、2.投資力、3.市場の理解力、4.法律力
・会社に雇われている人は、稼いだ収入から税金を引かれ、
・「会社」は収入を得たら、そこから経費を差し引き、残ったお金に税が課される。

5.金持ちはお金を作り出す

お金を作り出すためにはファイナンシャルIQ(リテラシー)が必要である。ファイナンシャルIQとは?お金の作り方とは?

・個人の才能を邪魔する最大の要因が、過度の「恐怖心」と「自身のなさ」にある
・専門知識と同時に「度胸」が必要だ。
・なぜこの時代にファイナンシャルIQを高めなければいけないのか?それは、そうすれば大きな成功が手に入るからだ。
・いまは情報が財産だ。
・より多くの選択肢を持つこと、それがファイナンシャル・インテリジェンスだ。
・大きなチャンスは目に見えない。頭を使って感じるものだ。
・投資は「買う」ことではない。「知っている」ことの方が大きな役割を果たす。

6.お金のためではなく学ぶために働く

なんのために働くか。また、就職活動をしている人はなぜその会社なのか?考えさせられました。入社前に知りたかったです。

・広く浅く学ぶ
・学ぶために働く
・「『いくら稼げるか』ではなく『何を学べるか』で仕事を探しなさい」
・お金を儲けたいなら、ただお金と安心のためにだけ働くのではだめだ。
・人生で成功するのに必要不可欠なのは、書く、話す、交渉するといったコミュニケーション能力だと言ってもいい。

所感

入門の部分である「教えの書」でも大変勉強になりました。今までお金に関する教育は高校、大学含め全然してこなかったので新しい領域に足を踏み込んだ感覚です。

本には持ち家は負債であるとキッパリ書いていました。感情論抜きに考えればそうなんだけど、やっぱり持ち家信仰は捨てきれないので揺れています。

本でも書いてありましたが、国の教育は職業者になり国のために働いてくれる人間を作るには良い教育なんですね。お金のこと(税金とか)に国民が知って賢くなっては国が困るからかなと思ってみたり。

今は投資信託をメインに資産運用していますが、もとファイナンシャルIQ(リテラシー)を身につけて資産を積み上げていきたいです。

次回は実践編である「実践の書」について書いていきますのでよろしくお願いします。

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