不労所得でカメラライフを楽しみたい30歳サラリーマンの日記

カメラ、競馬、資産運用に興味があるサラリーマン。資産運用で増やしたお金でカメラを買いたい。資産運用は投資信託、アメリカ株、ソーシャルレンディング、仮想通貨をやっています。

金持ち父さん貧乏父さんを読んでみた感想(実践の書ver)

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前回書いた金持ち父さん貧乏父さん(改訂版)の感想(教えの書ver)に引き続き、「実践の書」について、概要と、読んでいて心に響いた言葉・文章を書いていきたいと思います。

  

お金の勉強をするならコレを読んでおけって感じの「お金」の基本図書。出版されたのは10年以上も前ですが、今も世界中で読まれて支持を得ている本です。

読んでいて響いた言葉を紹介したいと思います。著書を引用したものは太字にして(ほとんど太字ですが) 、特に大事だなと感じたところは赤字にしています。

この本は「教えの書」と「実践の書」に分かれているのですが、ダラダラと長くなってしまうため、今回は「実践の書」について書きます。

1.まず五つの障害を乗り越えよう

お金の流れは読めるようになったのに、多額のキャッシュフローを生み出す可能性を持つ資産を増やすことができない人は以下の5つが大きな障害になると著者は言っています。

1.お金の失うことに対する恐怖心
2.悪いほうにばかり考えて臆病になる
3.忙しいことを理由に怠ける
4.自分への支払を後回しにする悪い習慣
5.無知を隠すために傲慢になる

この章を読んで心に響いた文章を以下に紹介します。

・失敗に対する処置のしかたが人生に違いを生み出すと言ってもいいだろう。(P184)

・人が金銭的に成功を収めることができない最大の理由は、慎重にやりすぎるからだ。(P186)

・「人は損をするのが怖くて、そのために損をする」(P186)

・失敗をこやしにしてやる気を起こす者が勝者となり、失敗によって打ち負かされる者が敗者となる(P189)

・「勝つこととは、負けを恐れないことを意味する。」(P189)

・もし金持ちになりたいという気が少しでもあるのなら、焦点を絞らなければだめだ。(P191)

・損をしたら落ち込むだけという人は、バランスのとれた投資に専念すればいい。(P191)

・臆病の人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする。(P196)

・最近私が良く出会うのは、忙しすぎて自分の財産に注意を払うことを怠けている人たちだ。(P201)

・怠け心に打ち勝つには、ほんの少し欲張りになればよい。(P204)

・人間の生き方はその人間の受けた「教育」よりもむしろ「習慣」の影響を強く受ける。(P206)

・知識が私にお金を儲けさせてくれる。無知はお金を失わせる。(P209)

大きなお金を手に入れるためには焦点を絞って投資しろと言っており、投資信託などのリスクを抑えた商品はあまりオススメしていませんでした。思った以上に攻めています。

2.スタートを切るための十のステップ

才能を開花させるための十のステップについて書かれています。

1.強い目的意識を持つ-精神の力
2.毎日自分で道を選ぶ-選択する力
3.友人を慎重に選ぶ-強力の力
4.新しいやり方を次々と仕入れる-速習の力
5.自分に対する支払をまずすませる-自制の力
6.ブローカーにたっぷり払う-忠告の力
7.元手は必ず取り戻す-ただでなにかを手に入れる力
8.ぜいたく品は資産に買わせる-焦点を絞ることの力
9.ヒーローを持つ-神話の力
10.「教えよ、さらば与えられん」-与えることの力

この章を読んで心に響いた文章を以下に紹介します。

私たちが持っている本当の唯一の資産は私たちの頭脳だ。(P216)

・貧乏な人や、臆病な人の言うことを聞いてはいけない(P217)

・お金は情報をもとに作ることができる。(P221)

・問題なのはいかに速く学ぶことができるかだ。(P223)

・金持ちと中流以下の人とを分ける鍵は、この自己抑制能力にあるといっても言いすぎではないと思う。(P224)

・金持ち父さんは「その道の専門家」に十分な報酬を払うことが大事だと信じていた。(P230)

・自分のビジネスを始めるにあたって大切な管理能力の一つは人の管理だ。(P232)

・人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分よりすぐれている人をうまく使うこと、そして十分に報酬を与えることにある。(P233)

・賢い投資家になるためには、単なる投資収益率以上のものに注意をはらわなければいけない。つまり、元手を回収したあとにただで手に入る資産だ。(P235)

・資産からキャッシュフローを生むというのは理論的には簡単なことだが、お金を運用するための精神的な強さを持つことはひじょうにむずかしい。(P237)

・お金の主人になるにはお金より賢くなる必要がある。(途中略)お金の奴隷ではなく主人になる。(P239)

・まねる、見習うというのは、実に効果的な学習方法だ。(P240)

・ヒーローは私たちに刺激を与えてくれるばかりではない。彼らを見ていると、物事が簡単に思えてくる。(P241)

・何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。(P241)

3.具体的な行動を始めるためにヒント

著者がかつてやっていたこと、いまもやっていることについていくつか紹介されていました。
・いまやっていることをやめる
・新しいアイディアをさがす
・自分がやりたいと思っていることをすでにやりとげた人を見つける
・講座をとる、読む、セミナーに参加する
・オファー(買付申込)をたくさんする
・ジョギング、ウォーキング、ドライブをする
・株や不動産を「バーゲン」で買う
・適切な場所で探す
・買い手を見つけてから売り手をさがす
・大きく考える
・歴史から学ぶ
・じっとしていないで行動する

所感

「実践の書」クラスになるとかなり難易度が高いと感じましたが、著者の経験からするとそれだけ勉強し行動しなければ、お金持ちになれないということでしょう。

巷であふれている自己啓発本に書かれているような内容が凝縮して書かれているようにも思えました。この本は時代や国(日本とアメリカ)などの背景の違いがありますが、この本に書かれている内容はおそらく普遍的なものなので、これからも何回も読み返してお金持ちに近づいていきたいと思います。 

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